Chicago Holiday2  シカゴの休日 後編  第10話 (writer:Jeff King&Paul Haggis  Director:Paul Lynch)

 このエピの見所はずばり 「夢でしか出てこないディーフ」でしょう。(笑) ディーフィ〜出番なしです(泣)
では、ディーフは置いといて・・・見所としては、レイの絶妙な焼却炉落ち!!!!。もう笑いが止まりません。!

Episode Guide
フレイザーとレイはクリスティーナを追う犯人エディとジャニスの行方を突き止める。クリスティーナはそこでエディ殺しに巻き込まれてしまう。
傷心のクリスティーナを捕まえたジャニスはマッチの行方を追って再びホテルに戻るが・・・・自分で書いていてもよくわからん解説だわ^_^;

Shooting  Locations
ホテル  トロント 外観:ミッドタウン“パークプラザホテル” 中のインテリア:ユニオン駅近く ロイヤルヨークホテル($279〜$369) 
デパート Holt Renfrew, 50 Bloor Street West (カナダに10店舗あるチェーンのファッション専門のデパート)

Music 
NEW WORLD COMIN'(クリスティーナがデパートに入る時の曲)  *Dawn AitkenV 素敵な曲です♪
QUE SERA SERA(クリスティーナが逃げるとき) Holly Cole Trio(カナダのミュージシャンです)
SMILE(ラスト)Holly Cole Trio
Character Sketch
ディーフェンベーカー
ディーフ フレイザーの夢の中で登場。フレイザーをどうも困らせている様子。えーん出番がないよ〜(泣)

☆フレイザー
フレイザーまたまた超人ぶり発揮 エスカレーターをトボガン(ソリ)で滑る。高い所から飛び降りる。良い子はマネしちゃダメね
想像だけでどうしてそこまでそっくり描けるの? 絵の達人ぶりも披露。
*子供の頃、悪さをして逃げ出した経験がある。ガソリンとブーメランと金鉱が関係あるらしい いったい何なのコレ??
*拳銃で撃たれながらも何発撃たれたか数えている。     相変わらず細かいよ フレイザー
*爆睡状態 ではスキだらけ                     この人の場合、寝ると完全に電源が落ちるらしい
                  

☆レイ
頭を殴られ、時計を取られたことをかなり根にもっている  
*レイってば着替えをフレイザーに持ってきて、やさし〜い ♪

☆ルイス刑事
*いちおうフォーマルな服は持っているが 恐ろしく 趣味が悪い (^_^;)



Quote

 気になるシーンの引用です。     


Fraser:
Will you excuse me. I saw something over there that Diefenbaker might like
Fraser:
Excuse me, I'm looking for something unusual for my wolf.

Fraser:
Aren't just...I didn't think um....
Clerk
: Too small?
クリスティーナの万引きを見逃すため、ディーフへのお土産選びをします。

フレイザー 「ちょっといいかな。向こうでペットのものを見てきたいんだ」

店員に向かって
「うちの狼に何か変ったものを買ってあげたいんですが」


フレイザー、ディーフの土産を買うのに何故に女性下着売り場に行くの?
それも変ったものが欲しいなんて・・・・
英語版では「ディーフの好きそうなものを見つけたんだ。」となっています。
ディーフ 下着が好きだったのか!しかもかなり派手だゾ!



Elaine: Someone asked me out. This man has been after me for months and I said no I want to get my sleep. Next time I'm going to say yes. I mean, you can't keep someone waiting forever now can you?
このsomeoneは密かにイレーンなのよね〜ケナゲ。

Fraser: Well no. that would be unfair.
イレーンが休み中呼び出されて捜査を手伝います。

イレーン 「デートに誘われたの。前から私に気があった男。寝不足だからって断ったんだけど、次はOKしちゃう。いつまでも待たしておくわけにはいかないものね!」
フレイザー 「それじゃあ 気の毒だ」

フレイザーってば!コノ鈍感。どうして切ない女心がわからないの!聖子さんの「いかないものね!」っていう言い方最高!まさにフレイザーにあてつけって感じが良く出ています。 あー イレーンかわいそうだよぉ〜。





Fraser:
Do you have the time Ray?
Ray:
No.
Fraser:
Weren't you wearing a watch earlier?
Ray: No.
??あれ してないって答えているような・・・・
もう時計なんかしてないよぉ!うるさいなぁー!って感じのレイです。


フレイザ、レイ、クリスティーナの3人、SMバーへ再び向かう途中の車内の会話


フレイザー 「時間わかるかな?」  レイ 「いや
フレイザー 「時計してなかったか?」  レイ 「してた」

フレイザー 純真なフリをしてかなり意地悪です。自分は時計をしているのに何故時間聞くの〜???(きちんと映ってます) 
それにしてもクリスティーナ この二人に挟まれてドライブなんて羨ましいよーん。



Fraser:Ray.    Ray:No.
Fraser:Ray.
Ray:No.
Fraser:Ray.

Ray:Pleeze. 
歯を食いしばってのプリーズです
Dominatrix:Pretty please.
Ray: That's it.
Fraser: You know he really is trying his
very best.  このVeryが最高に効いてます!もう笑える〜♪


SMバーにてレイが捜査の依頼で「お・ね・が・い」って言うシーン。

フレイザー 「レイ」  レイ 「やだ」 
フレイザー 「レイ」  レイ 「やだっ」
レイザー 「レイ」  レイ 「おねがいっ」 マダム 「もっとかわいく」
レイ 「もう限界だ!
」 フレイザー 「彼にとってはこれがせい一杯なんです。」       

小山さんと阿藤さんのやりとりが想像できてよけい笑えてしまう。
NHKさんの訳に爆笑でした。
レイってばどうしても おねがいって言えないのよね〜



この後 3人でエディのマンションに向かいます。                                                                 
エディを突き倒したクリスティーナは自分がエディを殺してしまったと勘違い。怖くなって逃げ出します。
そこへジャニスが現れて、ホテルへ二人で向かいます。 この後 クリスティーナ達をフレイザー達が追うんですが・・・
どうしてフレイザーは彼女らがホテルに向かったってわかったのでしょう? 残念ながら ここ カットされていたんです。
個人的に 重要なシーンだと思うんですが・・・・・(汗)    フレイザーの細かい捜査能力が出ていて好きです。



Ray: How do you know they're going to the hotel?
Fraser: Because that's where the list is.
Ray: We searched the entire room.
Fraser: If it was at the club, janice would have gone back fro it. Eddie was after the purse and Christina dumped the purse out in her hotel room. It's the only place it could be.
Ray: It's not there.
Fraser: Not now but it was and if Eddie didn't take it and Janice didn't take it then somebody else must have taken it.
Ray: There's no one else. We're all out of bad guys.
Fraser: Tissues, Ray. She had tissues in her purse. She wiped her lipstick off with it when I walked her to her room. Where were the tissues?
Ray: We're hunting tissues now?

カットされたシーン
レイ       「どうして彼女らがホテルに向かってるってわかるんだ?。」
フレイザー   「リストがあるからだよ 」
レイ       「俺たち あの部屋は完璧に探したぜ。」

フレイザー   「リストがあのバーにあったらジャニスは戻っていただろう。  エディはクリスティーナのカバンを追っていた。 クリスティーナはバッグの中身をホテルで既に空けていたんだ。   よってマッチがありそうなのはホテルしかない。 」
レイ      「無いよ そこには。」
フレイザー  「今は無いさ。でもあったんだ。もしエディもジャニスも持っていかなければ誰かが持っていったに違いない。」
レイ「だれも他にいないよ」
フレイザー   「ティッシュだよ レイ! 彼女はティッシュをカバンの中に入れていた。
そういえば彼女は口紅をティッシュで拭きながら歩いていた。 じゃあ ティッシュは今どこなんだろう?」
レイ      「じゃあ 俺たちはティッシュハンターってわけか?」



この後二人はホテルに行きますが、エレベータは使えません。よって18階まで階段で登ります。レイ、息も絶え絶え!パートナーに完全に振り回されている。
 
 


Ray:
Pull it. Pull it. That's my foot. Pull it. Pull it. Ah. Oh-jeeze. Thank you very much.:

レイ、のまったくもうって感じの言い方がいいなぁ(笑)
 ダストシュートに落ちていくときレイ 詰まります(笑) 

詰まるだけでも充分 可笑しいのに 足を引っ張られたり、上からゴミが落ちてきたりもう 最高に笑ってしまいました。ホント好きです レイのキャラクター(^o^)
 


Janice: Throw or I shoot.
Christina:
Fine, I'm eating it.
Janice:
You put that in your mouth and he's dead.
Christina:
Chicago? What do I do?
Fraser:
Oh go ahead and eat it.

この go ahead っていう言い方がいいなぁ(笑) 

Ray: Ohhhhh!
Fraser:
Perfect tacticle delay Ray.
Ray:
Yeah, Thank you very much Fraser

この much  が matchbook  とかけてあるんです!!
フレイザー、ジャニスに 撃たれそうになる
 

ジャニス  「渡さなければ撃つよ」 
クリス「あっそ わかった・・
ジャニス  「口に入れたらコイツを殺すよ」   クリス「シカゴどうす
る?
フレイザー 「ああいいよ」 

どうするのかなーと見ていたら食べるとは以外な展開でした。やっぱり命が危険なシーンではフレイザー帽子が無いです。



レイ       「あーーー」 
フレイザー   「絶妙なタイミングだったな・・
レイ       「ありがとよ」





Fraser:
Dief, no. No, Dief.
Christina: Hi.
Fraser: Oh. What am I uh...oh

ここのポールの表情がなんとなくマイケルJフォックス似ていると思うのは私だけ?



クリスティーナの部屋 カウチの上で寝ている フレイザー

フレイザー  「ディーフ よせ ディーフ


フレイザー! あなた 身ぐるみ剥がされたのに何故気がつかないんですか?信じられない・・・・ あの鋭いフレイザーとは思えない!!ますますこの人がわからなくなってきたわ。 それにクリスティーナ、高い部屋に泊まっているのだからベッドの余りりぐらいもう一つあるでしょう? 酔っ払いじゃないのだからちゃんとしたところに寝かしてあげてください。 それにしても ディーフ 夢の中でフレイザーに何をしでかしたんだ???女性の名前が出てこないところがフレイザーらしいわ。



Ray: So Welsh finally gives me the day off for solving the biggest case in my career and I'm delivering casual wear.
Fraser: I'm confused Ray. I didn't call you.
Ray: Aw put it on, I'm taking you out. We're celebrating.
Fraser: Alright
ダンス会場にて

レイ    「今日は大事件が解決したんで、やっと休みが貰えた。お前の普段着届けにてきてやった。」 
フレイザー  「頼んでもいないのに」 
レイ      「いいから着替えろ。お祝いに連れってやるよ」


こんなさりげないレイの優しさがいいなー。このときの二人の表情がステキです。

この後の続きのFicはこちら

 ☆ このエピは英語の表現も面白かったんです・・・気になった英語表現はこちら☆彡  
おまけ


MacGuffin(マクガフィン)また登場
アルフレッド・ヒッチコックの用語です。特にサスペンス映画で観客の注意を引きつけたり、プロットの論理を作動させたりする仕掛け、あるいはプロットの一部を指します。
後編では デパートの警備員の名前が 「MacGuffin マクガフィン」さんでしたね。 (ネームプレートを逆から読んでください)


見ーつけた
★クリスティーナ の部屋 の番号が違う
  フレイザーがエレベータの前で眠りこけてしまうんです。そのとき、クリスティーナが部屋から出てきます。その部屋の番号が1832号室。
  それまでずーーーーっと 彼女の部屋は1823号室のはず???。
 
Paul・Haggis(プロデューサー)のコメントより
S&Mバーでのシーンであーゆー人たちに敬意を払って接するのは現実的だし、すごく良く出来たユーモアだったと思うよ。
あのシーンではカナダS&M協会のなんとミスS&Mが登場しているんだ。
ポール・グロスと私とミスS&Mは一緒に写真を撮ったんだよ。     (ALT news group Sat, 27 Nov 1999より)


VS(恋に落ちたフレイザー)への伏線
フレイザーがクリスティーナに自分の子供時代を話すシーンがあります。そこでのセリフ・・・
「自分の問題から逃げていたんだ。」とか「結果に直面して・・・」などヴィクトリアの問題から避けている自分に対しての言葉があります。
この後のエピでも結構出てくるのですが、VS(恋に落ちたフレイザー)を見た後にこれらのシーンを見るのは本当に辛いです。
ファンの間では hit home(人の胸をぐさりと刺す)なシーンとされ、代表的なものに「新薬開発の陰に」,「天国や地獄」などがあげられます。

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