Burning Down the House (writer: Paul Gross! )

 このエピの見所はずばり 「金魚を全部食ってしまう」ディーフでしょう。(笑) ディーフィー、ゲッ○までしています。(笑)
では、ディーフは置いといて・・なんと言っても新しいパートナーのレイ・コワルスキの登場です。かっくいいいー!ディーフはすっかりnewレイを気に入っている様子。しかし・・・・
事実を知らされていないフレイザーは困惑しまくり。涙あり笑いありのニューシーズン最初の最高傑作です!!!

Episode Guide

フレイザーがカナダでの2週間の休暇を終え、シカゴに戻ると彼のアパートは焼け野原。唖然としながらもシカゴ27分署を訪れるとそこには全く別の男がレイ・ベッキオと名乗っている。困惑していると、ベッキオ家放火を予告する電話がかかる。急いで現場に向かい、無事、フラニーたちを救出する。そこでフレイザーはアパートの焼け跡から発掘した香水と同じ匂いに気づく。どうやら二人に的を絞られた放火だと推理したフレイザーたちは過去逮捕した Motherwell を事情聴取する。そして弟子が容疑者らしいことを突き止め後を追う。結局、放火は恨みによる犯行で、最終目的はレイとフレイザー本人だったのだ。追跡中、ついに彼らを載せた車は炎上してしまう。車はミシガン湖に突っ込み沈む。だが、なんとか二人は湖から這い上がり、放火犯をしとめた。
事件後、フレイザーはウェルシュ警部補から、ベッキオがベガスに潜入捜査に行き、身柄を守るため代わりの男が27分署に送り込まれたことを知らされる。フレイザーはベッキオのことを懐かしく思いながらも、新しいパートナーと仲良くやっていこうと決意する。
                             
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このエピの題名はまさにフレイザーのアパートが燃えちゃったからでしょう。ポールはエピ中にTalking Headsの歌っているBurning Down The Houseという同名の曲を挿入したかったのですが権利をもらえなかったそうです。
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Character Sketch

ディーフェンベーカー (New ディーフ! ドレイコウ君 生後7ヶ月)
*歩くのがだりぃ・・・とダダをこねる。 ディーフ、横着です。
*ディーフ、コワルスキを美味しそう・・・と思う。       ディーフ、執ようなリック攻撃!
*フレイザーが命がけで助けた金魚を全部食ってしまう。いちおう反省はしているみたいですが・・・・
*フレイザーとディーフ仲良く団結。「びっくりさせちゃおうっ!」とフレイザーとディーフってばこどもぉ〜♪

☆フレイザー
*休暇中はヒゲボサコちゃん     最初で最後のヒゲ面フレイザーです。かわいい顔がちょっとはワイルドになったかな?
*お土産のセンスがない。       なんじゃあの、ヒューイへのお土産わ?ほんまにシカゴで有効だと思ってんの?
ベッキオの鼻の長さを知っていた  
 いつ計ったの?フレイザー 
*トニーを突き落としてから「Woo」と窓から覗く顔がおかしい   こんな表情も珍しいですよね〜

☆レイ
今までの人生は恵まれなかった    高速走行中の告白は泣けた・・・・それにしてもフレイザー・・・聞いちゃいないとは・・・(^_^;)
*署の女性をデートに誘うが断られてしまう    女性好きなところはベッキオと同じでしょうか?
*ベッキオ同様、直感が優れている   
フレイザーは直感のある人が好きなんですよねぇ。


☆フレイザーパパ
ベニーが生まれる前、Clyde River北のキャビンが焼けて4ヶ月間イグルーに住んでいたことがある  


Quote

 気になるシーンの引用です。     

Ray: I'm just calling to let you know that I'd like to be there to pick you up but if I can't be there, it's not because I didn't want to be. It's because something came up

Ray
: Yeah, Benny. Everything is all right.
Fraser: Well, that's good to hear, Ray.
Ray: It's good to hear your voice. . .




フレイザーとベッキオの電話

レイ 「電話したのはな、迎えに行きたいのは山々だがいけないってことよ。別に行きたくないわけじゃないんだ。ちょっと用ができたんだよ。」

レイ 「ああベニー全て順調さ。」
フレイザー 「それを聞いて嬉しいよ。」
レイ「俺もだ。お前の声が聞けて嬉しい。」
 きゃ〜*声*ですって! grrrrrr
レイのメッセージ泣けます。全部引用したいほどですわ〜。
「俺だってベガスに行きたくないさ、俺だってお前に黙って行きたくないさ・・・でも事情があって・・・」と暗に言っているようにとれてしまいますね。
フレイザーが電話を切った後、受話器をじっと見つめ、ベッキオがいつもと違うのを感じ取ったように見えました。
どうでもいいんですが、レイは夜でフレイザーは真昼間。そんなに時差があるの?





Fraser: Dief, shhh. We'll surprise him. . . Ray!


シカゴ27分署

レイザー 「ディーフ・・・シっー一緒に彼をびっくりさせよっかっ。レイ!」

シーっとやるフレイザーがおかしい〜。35過ぎなのに・・子供みたひ。家焼けちゃったのにぃこんなことやってる場合かい!(笑)
それにしてもお土産がおかしいですね。ここには出てきませんがレイへのお土産も実は用意していたんでしょうね。実際、イレーンがつけているのはイヌイットのみやげ物として販売しているようです。


Ray: Fraser! Buddy! You have a good time up there in the Northwest Areas?

 ????


フレイザーとコワルスキーの出会い

レイ  「ヘイっ!バディ!ノースウェストエリアは楽しかったかーい?」
フレイザー「・・・・・・」

いきなりハグぅうう!フレイザー困惑しまくりです。あうううー二人並ぶと美しすぎて眩しくてバタっ! コワルスキは一生懸命仲良くしようとしているのにねぇ。

フレイザーの故郷はNorthwest Territories で準州と呼ばれている州です。 フレイザーのいきなりWho are you? とは!彼らしくないよー。これもベッキオ恋しさからでしょうか。


Fraser: Sandwich?
Ray: We're chasing a torch and you're thinking about food?
Fraser: Well, we have to keep our strength up. Here, bite down. . . Oh! Wrong sandwich.
Ray: What was that?
Fraser: Window putty.



フレイザーいきなりサンドイッチをレイの口に押しこむ

フレイザー  「
サーンドイッチ」
レイ「俺たち、放火犯追ってんだぞ!なのにお前は飯のことを考えてんのか?」

フレイザー「体力つけないとね。はい、噛んで。おっとぉ 間違ったサ〜ンドイッチ。」
レイ「なんだこりゃ?」
フレイザー「ウインドウパティ(壁の隙間を埋める詰め物)」

フレイザーが領事館から持ってきたものはウィンドウパティです。歯形を取るのに使いました。
フレイザーのわざとらしさに笑いが止まりません。Wrongの言い方に爆。 



Fraser: It is not. It is very, very, very rare that a car ever actually explodes. . . Mental note: Equip your vehicle with a fire extinguisher.
Ray:I am all over that.

over は理解してって意味でいいんでしょうか?
" Yes I realise I should have had one of those"
フレイザーにメチャ同意しているようでしかも皮肉っぽい意味を含んでいるそうです。
Fraser: We've got to find a safe place to deposit this car.

煙が出始めた後の車中

フレイザー  「
めったにめったにめったに!車ってものは爆発はしない。」
ドドーン・・・・(爆発) (私は爆笑)
「metal note:車には消火器を備え付けておくこと。」
レイ「ああつけておくべきだったよね。」

フレイザー  「どこか安全なところに車を置かないといけない。」
いきないりドッカーンなのに大笑いしました。
その後、車に火がついているのにフレイザーってば、信号機で止まれとか小うるさいしし・・・・

ただリブに関しては炎上ばっかりしてますよねぇ・・・過去に・・・

Ray: This turned up on my desk. It's for you. . . What do you make of it?
Fraser: It's a message.
**
Fraser: Hey, Ray. . . Would you like to go and get something to eat with me?
Ray: Yeah. . . I just got to, uh, I'll put away these files and meet you at the car.
Fraser: All right. Good.


★ 他の引用場面・語句はこちら
シカゴ27分署

レイ  「これ、俺の机ン中にあったんだけど。お前にって。 どういうことだ?」
フレイザー 「メッセージさ。」
Cold out here Heat me up
あぶり出しで出てきたのが二人の並んだ写真。ベッキオが頭をフレイザーの肩を載せている・・・。泣ける〜。フレイザーはきっとウチに帰ったら号泣だわ。

フレイザー「ヘイ、レイ!なんか一緒に食べに行かないかい?」
レイ 「あー。このファイル置いてくるよ、んで車ンところで。」
フレイザー「わかった。いいよ。」


フレイザーに認められた、コワルスキの顔が嬉しそう〜。満面の喜びですね。
それにしてもフレイザーってば、ヘイ!なんて呼んじゃって・・・。 まるでFlashbackの記憶喪失フレイザーと一緒だよぉ。二人の関係は最初からぐっとカジュアルです。

Trivia

Pilotとパラレルなシーン
このエピはパイロットのエピを知っていると二倍美味しいエピなんです。
*ゴミ散らかしの犯人の言い訳をするシーン(Pilotでは鮭泥棒でした。)
*Dief、ベッキオに迫ったように、コワルスキにも"Get off me!"と言われていますね。
*It only takes an extra second to be courteous. と扉のところで譲ってしまいます
*Hunch コワルスキが僕にはHunchがあるって言っています。これはPilotでフレイザーがベッキオを気に入った理由のひとつ。

ゴミ散らかし犯のルートは?
この犯人、Skagway(アラスカの都市)から出向してWhite passまでゴミを捨てに来たようです。地図はこちら。ちなみにSkagwayはPilot Movieのロケ地でした。

Rayって以前にも言っているぞ

ミシガン湖畔で、レイが「ほーらレイって呼んだ!」とフレイザーが呼んだことに対して嬉しそうにしていますが・・・・グレダガルボの部屋捜索のときに既に呼んでいるんですけど・・・・。

新しいセット
S2が終了した時点でセットを全部取り壊してしまいました。よってアパートが焼ける設定にしたそうです。また領事館もNEWです。

デビッドマルシアーノからCKRにバドンタッチ
シーズン3の決定が遅れたためデビッドは他の仕事を引き受けてしまいました。家庭の事情もありギャラもグンと落ちたことも原因だと言われています。CKRさまはポールに会って面接するまでまだレイ役をやるかどうか迷っていたよう。それでコイン投げでやるやらないを決めたそうです。最初に出たのが「やらない」側のコイン。そうしたらCKRさまが「三回勝負にしよう」と言いました。それでポールはCKRさまはやってくれるに違いない!と確信したとか。

ポールがエグゼクティブ・プロデユーサーに
シーズン2終了時点で主なスタッフは皆次の仕事に移ってしまいました。S1/2のことをよく知っているのは彼だけ。よってロバートラントス(アライアンスの会長)に頼まれ、不安ながらも引き受けることになりました。レイKを投入する案はハッジスに相談したそうです。一日18時間も働いて大変でした。

監督のジョージが
Motherwell役をやっています。シーズン3はポールの友達、知り合いなどバンバン出てきます。またケビンさん再登場、グレタガルポはThe promises「悩める兄妹」の骨董屋のおばちゃん

トニー
フレイザーの義理の兄のトニーってばまた歯を磨いていましたね。(シーズン1馬のエピでもそうでした。)

とっても勝手な感想


I love this エピソードです。いやー笑った笑った。そして最初と最後は何度見てもウルウル泣けてきます。
レイVの思い出に浸りながらかつ新しいレイKが見事〜に登場した最高のエピだと思います。

最初のワイルドフレイザーから何かを予感させるスタートです。
フレイザーだけ事実を把握できない展開もナイス。フレイザーと一緒になってベッキオはどうしたの?どうしたのぉ〜?とマークが飛び交いました。
とにかくフレイザーの証拠集めがおかしすぎ。歯型まで持ってきちゃって・・・・(^_^;)
ベッキオ愛しさにかなり必死です。せっかくレイKがフレイザーと仲良くしようとしているのに思いっきり冷たいですよね。

私が特に笑ったのがカーチェイスのシーン。フレイザーの無茶苦茶な爆弾探しに心配そうに見ているディーフがかわいかったです。またレイKの全然いいタイミングじゃない告白に大うけ。フレイザーってば「Nothing」ですものねぇ。
その後の車炎上といいレイVには申し訳ないのですが二人の会話に腹をかかえて笑ってしまいました。

フレイザーがシーズン3から変わったと聞いてはいたんですが、このエピからもう豹変ですよね。ジョークや笑い方などに首を傾げました。てっきりレイKがフレイザーを変えたと思っていたのですが、レイVのいなくなったショックがフレイザーを変えたのかなぁと思い始めました。

レイK、かわいいですよね。一生懸命な様子がすごく好感が持てます。ベッキオとはまた違ったフレイザーとの友情が芽生えそうな予感〜。

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