Flashback 「よみがえる記憶」第42話 (writer:JPeter Mohan Michael Teversham )
このエピの見所はずばり 「フレイザーに怖がられるディーフ」でしょう。(笑) ディーフィー、フレイザーに完全に忘れられています。
では、ディーフは置いといて・・このエピはクリップショーと言われ過去のエピを繋ぎ合わせたものです。懐かしのシーンがたくさん見られましたね。
フレイザーの無骨っぷりやレイの記憶を取り戻すための献身的努力が見所です。
Episode Guide
ある日、レイとフレイザーは街を歩いていて宝石強盗に出会った。犯人たちは宝石店の店長クリフォードを人質に逃走する。犯人の乗ったバンにフレイザーは飛び乗るがターンの瞬間に振り落とされてしまう。外傷は無かったが落下した衝撃で記憶が無くなってしまったのである。犯人を救うためにはフレイザーが見たであろうナンバープレートが唯一の手がかりだ。事件を解決するためにレイは昔話をはじめフレイザーの記憶を呼び戻そうとするが・・・・。 |
このシーンなんでフレイザーはパンの袋まで落とすの?? |
☆ディーフェンベーカー *フレイザ−に恐れられる それでも愛らしくフレイザーにニコニコしているディーフがぷりちー *禁止されているジャンクフードをフレイザーからもらう フレイザーからフレンドリーと言われています |
☆フレイザー
*すっかり粗雑な人になってしまう しかし記憶の無くなったフレイザーのほうが常識的だったりして・・・・(笑)
*制服をきちんときられない 帽子も忘れている
*英語がアメリカ英語になっている
☆レイ
*フレイザーの記憶を取り戻そうと必死に努力する
*珍しくフレイザーを褒める
*サッチャーをメグと呼んでにらまれてしまう
☆イレーン
*ヘアスタイルがかわって大人っぽくなりました
Quote
気になるシーンの引用です。 (今回はたくさん)
Fraser: Who the hell are you? Ray: Stop kidding around, you know damn well who I am. Fraser: Who the hell am I? Ray: Oh dear. うそー、フレイザーが"hell"なんて言っているよ〜。 お決まりの"oh dear"を今回はレイが言っていました。 |
バンから落ちたフレイザーとレイの会話 フレイザー 「君は誰だい?」 レイ 「ふざけている場合か。本当に怪我は無いのか?」 フレイザー 「僕は誰だろう?」 レイ 「ウソだろ〜。」 地面に転がり落ちたフレイザーなんですが髪の毛が乱れていない。 落ちるときもビシっっと決まっているのよね。しかしこの後が大変でした。 |
Doc: It's a good thing your friend's got a hard head. Ray: Oh, I'm glad someone else finally noticed. 直訳:ドクター「お友達は堅い頭を持っていたのが幸いだった。」 レイ「私以外にそう言ってくれる人がついにいて良かったです。」 |
病院でドクターとレイの会話 ドクター 「お友達は石頭でよかった。」 レイ 「やっぱり先生にもわかります?」 ドクターは体が丈夫って意味で言ったのにね〜 レイの解釈が面白いわ。 |
Ray: Hey Fraser, how you feeling? Fraser: Who? Ray: You, Fraser, that's your name. Fraser: F-r-a-s-i-e-r? Ray: No, F-r-a-s-e-r. Ray: That's correct. Detective Raymond Vecchio of the Chicago PD. Fraser: Am I under arrest? Fraserの綴りを FRASIERにしたのはきっとレイの発音からでしょう。 レイっていつも「ふれいじゃー」って呼ぶんですよね。 |
病室でフレイザーとレイの会話 レイ 「フレイザー気分はどうだ?」 フレイザー 「誰?」 レイ 「おまえだ名前はフレイザーだ。」 フレイザー 「F・R・A・S・I・E・R?」 レイ 「違う F・R・A・S・E・R」 フレイザー 「それであんたは?」 レイ 「シカゴ警察のレイ・ベッキオ刑事だ。」 フレイザー 「逮捕されたんですか?」 「逮捕されたんですか?」の小山さんのお声が絶妙!あの焦り加減の効果は面白さ倍増でした(^.^) このシーンのフレイザーとレイのアップが美しいです |
Fraser: Yes. The dead Mountie was my father. And I would appreciate it if you'd check the names while there's still a chance of catching the man who killed him. 細かいんですけど(汗) このセリフ、fatherの the の発音がすっげー(あっ失礼) かっこよくて大好きです(笑) ブラウンの制服に見とれてしまいます〜・・初々しい二人が印象的でした。 |
♪ 回想シーン・・・・・・・・・・「国境を越えて」より フレイザー 「死んだ騎馬警官は父だ。だから名簿をチェックしてほしい。犯人が捕まるチャンスがあるかぎり」 ひゃぁ 二人の出会いです〜うるうる(@_@) 大・大・大好きなシーンです♪ ちょっと緊張したフレイザーで小山さんも落ち着いたトーンのお声ですよね。父を嘆く気持ちとどうしても捕まえて欲しいという懸命な気持ちがお声に出ています。本当にキャラクターになりきっているんですよね。フレイザーに対して悪いことしたなぁーというレイの表情がものすごくステキ!これでレイファンになってしまいましたわ。 |
Fraser: And then we, um, Ray: Bonded. Fraser:We bonded? Ray: Yeah, you can say that. bonded うーん 心にしみるセリフです。じーん。 Ray: Here, put this on. Fraser: Ooo that's bright. Ray: Yeah but you look good in it. Fraser: .... really bright. フレイザーの声がミョー。コレ、私がはじめてフレイザーの制服を見たときの感想と一緒だわ(笑) はで〜。 |
病室でフレイザーとレイの会話 フレイザー 「それがきっかけで?」 レイ 「くっついた。」 フレイザー 「友達ってこと?」 レイ 「あーそーだ。」 レイの口から「くっついた」(訳が難しいですね(*^^*))と聞けたのが嬉しかったわ〜(じーん) レイが珍しくフレイザーを面と向かって褒めています。いつも皮肉ばかり言っているけれど彼の素晴らしさを認めていたのね。(^o^) レイ 「ほら コレを着ろ。」 フレイザー 「あー派手だな。」 レイ 「おまえに良く似合うよ。」 |
Fraser: Come on Mack, no one's that polite! Ray: You are! And my name's not Mac. It's Ray. フレイザーの笑い方がフレイザーらしくないんです。ポールの笑い方だよコレ・・・。 |
病院でドアをバーンと無神経に閉めるシーン フレイザー 「ははは 冗談きついよマック。」 レイ 「ウソじゃね〜。それに俺はレイだ。」 ご婦人に対してあの無礼なドアの閉め方は笑えましたフレイザーってば!それも極端だよ〜。ほんと違う人みたいでしたね。 |
Fraser: What the hell kind of name is Benton anyway?: Ray: Ah... it's going to be a lot harder than I thought. 直訳:フレイザー「ねーベントンで誰だい?」 フレイザーとベントンを別人だと思っている(爆) |
車の中、イレーンの無線に対して二人の会話 フレイザー 「そのフレイザーって誰のことだい?」 レイ 「こりゃあ思っていたより重傷だわ。」 原語ではイレーンがフレイザーのことを「ベントン」と呼んでいます。全エピ通して初めてじゃないかな〜彼のことをファーストネームで呼んだのは。 |
Fraser: What did he say? Ray: That he's happy I'm helping you get your memory back. Fraser: Hmmm. フレイザーったらやたら「プシュー」とか変な口調になっているんですよね〜口から破裂音をよく出しています・・。 |
シカゴPD ウエルシュ警部補と出会って フレイザー 「何て言ってた?」 レイ 「おまえの記憶が戻るように手助けしてやれとさ。」 フレイザー 「ふーん。」 あーフレイザー無作法だよ〜。ポケットに手を突っ込んでいるし。もう見ているほうがハラハラです。フーンって馬鹿にしたような声出しているし。(汗) |
Fraser: Well, I mean, that woman just..... you know. Ray: Oh, it happens all the time. Fraser: Really? Ray: Oh yeah. ここで出てくるワンダさんは「親切心があだになり」で出てきたマイアミの彼女。あらら捕まっちゃったのかしらん。こんなトコで会って。 |
フレイザーがまたワンダに再会したシーン フレイザー 「今の女性とどこで会ったかと・・・」 レイ 「おまえさんモテるんだよ。」 フレイザー 「ほんと?」 ここからフレイザーのモテモテシーンが連発されます。シーズン2はそんなにモテているシーンはなかったのですがシーズン1はめぐり合うシカゴの女性をほとんど魅了していましたよね。 |
Fraser:Hey, what if I don't get my memory back? Ray: You'll get your memory back. Fraser: But what if I don't. Ray: Look, you'll get your memory back, all right, just trust me on this. Fraser: Do I trust people? Ray: Implicitly ひゃぁ〜(@_@) フレイザーがレイに向かって「Hey!」なんて呼びかけている。ちんぴらのようー。思わず椅子からズリ落ちそうになったわ。 |
レイの車の中 アパートへの移動中 フレイザー 「なぁ、もし記憶が戻らなかったら・・・」 レイ 「必ず戻るって。」 フレイザー 「でもダメだったら?」 レイ 「いいか必ず戻る。俺を信じろ。」 フレイザー 「人を信じるタイプ?」 レイ 「無条件で。」 フレイザーってちょっと人を信じすぎるところがあるんですよね。その純真無垢なところに惹かれるのですが・・・。シーズン2ではうそつきイアンが出てきた「Starman なぞの・・・」のエピが印象に残っています。 |
Ray: Okay here we are. Home sweet home. Ring any bells? Fraser: Not any big ones. I live like this? Am I being punished? Ray: It's okay. It's Diefenbaker, your wolf. Fraser: I own a wolf? |
フレイザーの アパート レイ 「よーし。ここが懐かしの我が家だ。見覚えは?」 フレイザー 「いや全然。ここに住んでいると?なんかの懲罰かね?」 客観的にボロアパートを見て感想を言っているのがおかしい(笑)懲罰かね はナイスっすよ〜♪ サッチャーが訪れたときのリアクションと似ていましたね。 レイ 「あー大丈夫だ。おまえの飼っている狼だ。」 フレイザー 「オオカミ?」 うわー(゚.゚) ディーフを怖がっているよーフレイザー!壁にひっついてひいている姿がユーモラスでした。 |
Thatcher: Inspector Meg Thatcher. I'm your commanding officer. Fraser: It's nice to meet you. あららフレイザーが nice to meet youと言っている。いつもPleased to meet you.って言うのに〜 それにしても「はじめまして。」と言われたサッチャーはショックだったでしょうね。 |
カナダ領事館にて サッチャー「マーガレットサチャー。あなたの直属の上司よ。」 フレイザー 「どうぞ、よろしく。」 二人の思い出を語るとき、レイが席をはずすのですが興味深そうに耳がダンボになっている〜(笑) |
Fraser: why are we friends. Ray: You know. Fraser: No. That's just it. I don't. From everything you've told me I'm I'm Ray: Annoying. annoying は 真面目っていうより「悩ます奴だよ〜」って感じでしょうね。 |
再びレイの車の中 フレイザー 「何で僕らは友達なんだろう?」 レイ 「どうしてって。」 フレイザー 「今までの話を聞いていると僕って奴は・・」 レイ 「クソ真面目。」 レイってば記憶を呼び戻すためにフレイザーがレイを悩ますシーンを話します。 フレイザーってほんとついていけないヘンな奴なんですよね。 |
Ray: RCW 139 -- are you sure? Fraser: Yes, of course I'm sure. Ray: Oh Benny, I could just kiss you! Fraser: I thought we were just friends Ray. 記憶が戻ったフレイザーがYes と言うのですがそのときのポールの声が裏返っていてかわいかった(^^) 記憶が戻ったフレイザー、今までのだらしないアクセントからいつものarticuculateな彼の喋り方に戻っていました。 |
フレイザー記憶を取り戻したシーン レイ 「RC139確かか?」 ← 正しくは RCWでっせ、NHKさん。 フレイザー 「間違いないよ。」 レイ 「キスしたいところだ。」 フレイザー 「ただの友達じゃないの?」 きゃーレイの迷セリフ登場です(゚.゚) 意外とあっさり言われていました。 ここの小山さんのリアクションがサイコー。すごいアセっているお声がおかしかったです。それにしても記憶が戻ったフレイザーとそれ以前のフレイザーごっちゃになっていないのかしらん? レイがものすごい勢いでUターンしたから後ろに乗っていたディーフが振り落とされないか心配でした。 |
※ 回想シーンで登場したエピ・・・・ 「国境を越えて」「おとり捜査も楽じゃない」「シカゴの休日」「わたしのパパは世界一」「親切心があだになり」
「ちびっこギャング」「狼は子供を育てる?」「ロマンスへの招待状」「カナダ先住民の知恵」「復讐のときは今だ」「「目には目を」「チャイナタウン」
「天国からきた親父」「罪つくりな鶏卵」「非道なテロリスト」「恋に落ちたフレイザー」「新薬開発の陰に」
Trivia
お天気の謎 フレイザーが宝石店に入る前や車から落とされたとき・・・・雨が降っていたり、やんだりしている。地面も濡れていないんですけど?? レイの車に乗っているときは雨が降っているんですがその他は晴れています。 宝石店内の音楽 「目撃者の証言」でフレイザーの万引きシーンで流れていたMusicと一緒です。 実は頭は打っていないような・・・? フレイザーがバンから落ちたシーン、スローで見ると頭は打っていません。まぁ細かいことはいいですね(^^) RCW139 犯人が乗っていた車のナンバーです。このナンバー、他のエピにも頻繁に登場しています。ファンの間では超有名なナンバーです。 dueSOUTHファンの集いが何回か開かれたのですがそのときの名前が「RCW139」でした。トロントのクィーンズパークで1996年1997年開かれポール、CKR、ディーフなどが出演してとっても楽しそうでした〜。世界各国1500人以上のファンが集合したそうです。 フレイザーの枕もとの壁にはドリームキャッチャー フレイザーのアパートをレイと一緒に訪れたシーン。フレイザーがパパの日記を読みますよね。そのとき彼の頭の左上に見えるんです。 これ「ドリームキャッチャー」といって北米の先住民族の魔除けグッズ(=お守り)なんです。 クモの巣の模様に編まれた輪に羽根やビーズの飾りが付いたアクセサリーでできています。 これをベッドの側や枕元につるしておくと、悪い夢は網にひっかられて朝日で溶かされてしまい、良い夢は網をくぐり抜けて自分たちのもとへ届くとか…。 今やカナダなどに行くとお土産雑貨の代表とも言うべき存在になってあちこちで売っています。 きっとフレイザーはイヌイットの人たちに貰ったものを飾っているのでしょうね。 でも 「The Edge 危機一髪」のエピではフレイザーは悪夢にうなされたような…・(-_-) このドリームキャッチャー、第3シーズンでしっかり出てきます。 誰かの悪夢を掴んでしまうようですが。 カットされたシーン 本放送でカットされたシーンが見れてちょっとラッキー。「天国から来たおやじ」の回想シーン。テイベリアス叔父さんがキャベツの葉っぱにくるまってお亡くなりになったそうです。いったいどういう叔父さんなのぉ? S2後にキャンセル カナダではFlashback「よみがえる記憶」はRed,White or Blue「懲りない悪党」から4ヶ月経ってからの放送でした。過去ログのご意見のよるとキャンセルが決まってから撮影されたものだろうとのこと。当時はこれがやっぱり最後のエピの予定だったんですね。ちなみに米CBSではこのエピは放送されませんでした。(アメリカで放送されたのは2年後) |
ベッキオとベッキオとベッキオとぉおおおおー(失礼しやした) フレイザーが並んで歩くのが最後のエピです。 をーんをーん(大泣)寂しいわー。 どうも予算を他のエピで使いすぎたのか?イマイチ安上がりなエピですが、フレイザーとレイの今までが見れてホロリと来ました。 最初の出会いから語り始めたレイ・・・・あー懐かしかったです。二人の特徴をよく表していた出会いでしたよね。じーん。 回想シーンではフレイザーの特徴や印象に残った出来事をよくまとめていたと思います。 *車の屋根にのる *並外れて礼儀正しい *女性にモテまくり *レイをいつも悩ましている、でも仲良し。 その他の回想シーンを見てみるとベッキオの思い出も含まれていましたよね。 *愛車リヴィエラ *ディーフ&レイの愉快な散歩 *フラニーを思いやるレイ etc アセったのはヴィクトリアとの思い出の場所に連れて行ったときです。でも彼にとってもう彼女は本当に過去の人だとわかって安心しました。(このシーンは早送りしてしまう・・・・) 結局、フレイザーの記憶を呼び戻したのはパパとレイだった・・・のねん。(泣くな→ディーフ) ということでこのドラマの主旨(ベッキオとの友情)がよく出ていた展開でした。 「単独だと不完全だが二人合わさると完全になる・・・。」レイってば泣けるじゃんっ。このセリフ。(チーン)(←涙が出てきたので鼻をかんでいる音) 彼が本当にフレイザーを好きでいいコンビだと思っていることを告白していました。 (together we're better than we are separately, ) 最後のNG特集も素敵でしたー。彼らの屈託の無い笑顔を見ていると寂しさがこみあげてきます。 私たちが忘れていた何かを思い出させてくれるそんなハートが暖かくなるドラマ。それがdueSOUTHなんですよねー。 (おっと、事件のことには何も触れていませんでした。クリフォードさんよぉ、女性をもて遊ぶと後が怖いでっせって感じかしら?) I miss this show, life really doesn't seem the same without it. We need shows that teach kindness and morality with a lighthearted touch. |