Paul Gross on IRC

※ ポールのチャットの内容からお仕事の部分をいくつか抜粋しました。文は勝手に脚色してしまいました。すみません。緑の文字は内容の補足です。

A.マクベスを来年演じますか?


A. どこの新聞がそんなこと言ったの?知らないよぉ〜。でもここ1,2年のうちにリチャード三世を演じる話はしているけれどね。
(ガーン。あれだけファンの間で大騒ぎさせておいてそりゃないよぉポール。もう予定立てちゃったりオフ会まで決めちゃったグループもあったのに〜。なんてこったい。)

Q.劇の脚本とかまた書きたいですか?

A.ずっとしたいと思っていて2.3の候補のアイデアもあったんだけどね〜、今それ以外のプロジェクトが忙しいから、また時間ができてからかな。ぜひやりたいよ。
(ををを、ぜひやってくださいまし!)

Q.劇の作品の出版をパパがするって言っていたけれどどうなりましたか?

A. Oh Lord….会うたびに編集していることや形にしているとか言うんだよね〜先週話したときも2,3もう準備ができているようなことを言っていたしね。この秋ちょっと時間があるから残りをまとめようと思っているんだ。
(ポールが昔、演じた劇の作品のことを言っています。ポールのパパがWith this in mind, I am now concentrating on a labour of love --- the editing and publishing of plays by my son Paul Gross. って言っていますからね〜ポールがんばんなくっちゃネッ!)

Q.クリス・カッターは標識にぶつかる前にエイミーに何を言おうとしたのですか?

A.見ている側に想像してもらう部分をいつも残したかったんだ。だから想像してね。
(こちら Men with Brooms 映画のシーンのことを言っています。映画の最初のほうのシーン、ポール演じるクリスカッターがエイミー(モリー・パーカー)と一緒に道路を歩いていて何かを言おうとした瞬間にカッターが標識に派手にぶつかったシーンがあるんです。なるほど〜ポールは想像に任せるのね。それにしても dirty imaginationって・・・dirtyにたくさんのって意味があるからそっちの意味よね。笑)

Q.Men with Broomsの続編を作る予定はありますか?

A.話はしているんだけどね。John Krizanc と僕は続きを書いたのだけどオリジナルの魅力が無くなってしまっているみたいでねー。またラントス(Alliance CEO,MWBのプロデューサー)ともそのことを話すけど今のところは予定はないよ。

Q.Slings and Arrowsの撮影は楽しかったですか?

Aスクリプトは申し分がないし出演者も最高だし、うんよかった。唯一の欠点はコストかな。お金がなかったから急いで撮影しちゃったんだよね。だけどいい経験になった。見るのが楽しみだよ〜。
(こちら カナダのケーブルshowcaseにて11月から放送されるミニドラマで、内容は落ちぶれたハムレット役者がまた出戻ってきて頑張るというお話(いいのか(汗)そんな適当な要約で) ポールのリアルライフの奥さんも出演してラブラブです。確か5、6回で完結、海外にも売り出すようなので・・・NHKさん買ってきて〜。)

Q.次のCDを出す予定はありますか?
A. デビッドは自分勝手だからねぇ。デビッドは今N.Yブロードウェイでマンマミーアを演じているんだ。ブロードウェイは遠いからねー。デビッドが戻ってきたらまた出したいね。
(デビッドとは、ポールの大学時代からの大親友 David ・Keelyのことを言います。ちなみにデビッドの奥さんはポールの元カノ。ポールとデヴィッドは今まで2枚のCDを出しています。)

Qクラシック音楽は好きですか?好きな作曲家はいますか?

A Yes, I love classical.  Big B'sのほかに好きなのはね、Faure.でしょ、それに今聞いているのはJohn Tavener  彼の作品のいくつかは Passchendaele. で使おうかなって思っているんだ。それから Arvo Part. も好きだよ。
(ポール、アカデミックだわ。さすがミュージシャン、さらっと簡単に出てくるところがすごい。 Faureはピアノ曲が有名です。美しく心地よい音楽でした。ジョン・タヴナーはギリシア正教の宗教音楽家として知られ、本国イギリスで絶大な人気を誇っているらしいです。癒し系ブームの潮流に乗り、日本でも注目を集めている知る人ぞ知る、知らない人は当然知らない(笑)現代作曲家だとか。レクイエムのようなメロディーはまさに戦争映画にぴったり!! そうそう passchedaeleはポールが前々から制作したがっていた戦争映画です。)

Q. Manifest Destiny はいつ制作開始なんですか?

A. 来年の1月から準備を始めて、撮影は3月中旬だろうね。タイトルはコロコロ変わっていまのところThe Last Prime MinisterかH20が候補なんだ。
(こちらポールが若き政治家を演じるドラマです。お話も書いています。内容はお父さんの首相が突然カヌーの事故で死んで(カナダらしい)ハーグで世界法廷で働いていた彼は国葬のために帰ってきて、党の賞賛を受け立候補してそして首相になる話。一見、国を愛するよき政治家っぽいのですがいろいろダークな面もあるとか。なお現在、110のセリフのある役が必要で俳優を探しているらしい。CBCで放送予定。)

Q Passchendaele制作開始の日は決まったのですか?出演する俳優リストは?

A. 今お金を集めているんだ。撮影開始は来年秋、アルバータと多分UKになるんじゃないかな。UKはco-production. 出演する俳優は選定中でまだ未定だよ。
(こちら第一世界大戦の実話です。内容は ポールがおじいちゃまから聞かされた話で、ずっと制作したいと思っていたものです。
PG-Lサイトにポールがこの映画を製作したいと思った動機が語られています。ううう泣けるよ。心が痛むわ〜。http://www.paulgross.org/ww1.html また歴史的背景はこちら
で読めます。)


Q Wilby Wonderfulのことを話してください。確かCKRも一緒でしたよね?

A.すっごく愉快だったよ。とても小さな映画で架空のWilbyという町でのお話。,Daniel McIvorが書いて監督したんだ。CKRとはまた楽しくやったよ。彼と最初に撮ったシ-ンが警察の車の中でのシ-ンでお互い顔を見合わせて確かDSのラストシーンもそうだったよねぇ・・と思い出していたよ。
(こちら ハリファクスで撮影されたオールクルー&キャストがカナダ人の映画。みんなで元軍事基地に寝泊りしての撮影となりました。ポールはハリファクスの地元警察の役です。ブルーの制服がさわやか〜♪ルルン♪ 来年3月公開予定。)

Q Just Society は金銭的問題でペンディングされるまで何話ぐらいお話を書きましたか?それは放送される可能性はありますか?

A.初稿3章まで書いたよ。ちょっと進展があって次の秋に放映されるかもしれない。いくつかの外国のディストリビューターが興味を示してくれてね。今、いろいろ進めているんだ。実現されるといいな。とても重要なトピックで面白いよ。
(このドラマ、CTVで2001年ごろ制作予定があると発表がありました。内容は正義を自分たちの主義に従って貫くためにアウトサイダーになるお話?ああわからん。なにそれ?政治のお話かな???ポールがお話を書いてEXプロデューサーを務める予定でした。なお彼の出演予定はなし。2002年1月のCTVインタビューでは「あなた出ないの?」の質問に「僕が出るとお金がかかる。」と冗談を言っていました。いやこれは冗談じゃないかも(笑))

Q SteelString は制作する予定はありますか?

A.わからない
(これは4th February 2000 頃の話題です。CTVカナダのテレビ局がWhizbang Films(ポールの会社)に13時間のミニシリーズを製作するように依頼しました。そのときのドラマ案がこの名前。内容は落ちぶれてダメになったロックスターが私立探偵?になって活躍するお話。(なんかムチャクチャな設定だけど面白そう。)もちろん当初の予定では主役はポールでした。で、結局こちらは映画Men with Brooms(2002年公開)の製作と重なったためポールが断って白紙になりました。)

Q あの8月の大停電のときはどこにいました?

A.ハリファクスにいて飛行機に乗ろうとしていたんだ。偶然にも大停電の前の夜、The Last Prime Minister(Manifest Destiny)の停電のシーンがあるセクションを書いていたんだ。それから24時間もたたないうちにあんなことがあるとはねぇ。気味悪い〜。

※訳はぐちゃぐちゃですみません。いちおうお仕事の取りまとめでした。間違いがあったら教えてくださいませ〜

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