17年目の復讐 第5話
このエピの見所はずばり ディーフの「ドア飛び蹴り」シーン でしょう。(笑) カッコよかった〜!一回転ヒネリなんてカンフーワザだわ!
では、ディーフは置いといて・・・ウリは「レスリー・ニールセン」のゲスト出演ということになります。
また不死身のフレイザーが初めてレイに弱いところを見せてしまうところも・・・・。
Episode Guide
17年前、強盗後10人の警官を殺害した極悪犯ガイガーが脱獄した。ガイガーは彼を逮捕した騎馬警官フロビシャーに復讐を企てる。
年老いたフロビシャーは恐怖のあまり逃亡するがフレイザーの言葉で勇気づけられる。そしてレイと騎馬警官2人でガイガーと対
決することに・・・。(最初フレイザーが学校で子供たちにカナダとアメリカの国境の話をするのも伏線に)
Shooting Locations
Bar: El Mocambo Tavern - west side of Spadina just south of College Street (464 Spadina Avenue)
Pilot Movie(国境を越えて第1話)と同じ居酒屋でのロケ
Hospital entrance: Sick Children's Hospital, University & Gerrard
Character Sketch
☆ディーフェンベーカー
バーへ聞き込みに行くときフレイザーに「ココで待て」と言われ素直に従うところがかわいい。
しかし何と言ってもスペシャル必見シーンは「ドア飛び蹴り」でしょう!そしてその後足を刺されたフレイザーが殺されかけるのをジャンプで制止!
密かにこのエピの最優秀助演男優賞です!
☆フレイザー
エピの最初、小学校でフレイザーがカナダとアメリカの講義をしています。その時、後ろの黒板に彼の名前があります。
たぶん自己紹介で書いたと思われますが本人が書いたのでしょうかね?字が子供っぽくて笑えます。
絵は上手いんだけど字はダメかフレイザー?
今回のエピでお父ちゃんの時計の逸話が登場。そっかー父の形見だったのね。どうりで寝るときもつけているハズですね。
お父さんのサイフのお話も泣けました。フレイザー嬉しそうでした。そうそう、あーやめてまた汚いもの舐めています。
チンピラ殴る前に「Excuse me.」律儀なフレイザー(笑)
☆レイ
レイがだんだんカッコよくなってきました♪フレイザーが病院に担ぎ込まれたとき、心の底から心配していたのが印象的。
その後病室にお見舞いを持っていくのですが小さな花束にはびっくり、意外とおとめちっくなのね、レイ(はあと)
レイ、アスピリンいつも持ち歩いている・・・さすがアメリカ人。
☆レスリー・ニールセン(フロビシャー役)
オフィシャルコンパニオンBOOKによると、ポール・ハギスは大のレスリー・ニールセンファンだったようですね。どうしてもレスリーに出てもらいたくて当時、レスリーが近くでゴルフをやっているのを知るとそこまで頼みに会いに行ったそうです。それで彼に事情を話してOKをもらうと、3日間でレスリーのためにエピを書いたとか。わーハギス!すごい!!!たった3日でこんな素晴らしいエピを書いちゃったんですねぇ。
またポール・グロスも彼から沢山のことを学んだと言っています。この頃シーズン始まって緊張感がとれないポール。
レスリーの「どんなに頑張ったって90%だ・・・」という助言で大分楽になったとか。
ポールは彼が大変気に入りポールの脚本、監督、主演の映画「Men with Brooms」に出演を依頼しました。
撮影中もとっても仲がよかったみたい。DSではその後のエピにも登場します。
Quote
好きなシーンです。
☆ Julie: That's okay. It was my fault. I just married the wrong man. I was in love with someone else. Fraser: Oh you, I-I-I you-you don't mean . . . Julie: No, Fraser, it wasn't you. Fraser: Oh, good. No, I don't mean good. I mean-I mean I-I .Julie: Fraser. I can't. Will you help me? Will you find him? Fraser: I'll do everything I can. Julie: I haven't seen you in over ten years but somehow I knew if there's one person in the world I could count on it was you |
フロビシャーの娘ジュリーとフレイザーの会話 好きな人がいたの・・・と言われて困惑するフレイザー・・・ でもあなたじゃないわ・・・と言われ思わず「GOOD」(゜゜;)\☆バキ その後、結局言い訳できず。 でも彼女の熱い瞳はどう考えてもフレイザーをすごく好きだったとしか思えないんですが・・・・みなさんどう思います? My BEST! 「おねがい助けてくれる。」「きっと探しだすよ。」「あなたとは10年以上も会ってないのに、こんなとき頼れるのは一人しかいなかったわ。あなたよ。」 フレイザー男冥利につきますね。こんなこと言われたら・・・ NHKさんナイスな訳ですよ〜。原語もすごくロマンチックなんです。in the world となっていて「世界中であなただけよ」 と なります。 これは使える!私の場合、パソコンがぶっ壊れて誰かに治して貰うときに使おう。 |
☆ Ray: How's it going. Fraser: I need your help Ray. Ray: Does it involve domestic animals? Fraser: Not that I'm aware. Ray: Then I'm your man. |
シカゴPD、フレイザーがレイに助けを求めるシーン ジュリーとフレイザーのロマンチックなシーンの後なのでよけい笑えるよレイ。「カーデガンに猫の足跡ですか」ですもの・・・。この後フレイザー登場。なんでもないふつーの受け答えなんですがレイの場合 I’m your man って特別な感じがして・・・フレイザーへの愛情を感じるんです。(ficの読みすぎ) このあとガルディーノ刑事の「ねこちゃん」っていう吹き替えが面白い。彼の出番は今回これだけ。 |
☆ |
フレイザー、レイに甘える その1 フロビシャーを訪ねホテルに行った帰り フレイザー、フロビシャーに冷たくあしらわれ落胆。レイに弱みを見せます。 「明日早いんだ」のセリフはフレイザーにしては歯切れが悪すぎ。ほんとに落ち込んでいます。レイにだけしか見せないんだよね。こんなとこ・・・ |
☆ |
フレイザー、レイに甘える その2 フレイザーの病室にて 「痛むか」って聞かれてレイには素直に答えるのね。フロビシャーには平気ぶるのに・・・。レイ、点滴増やせば治るってもんじゃないのよ。 さて、ディーフなんですがレイが名犬リンチンチン(参照)のビデオを貸したと言っています(原語)。レイ持っているのかビデオ(笑) また「彼わくわくしているよ。」とも言っています(笑)。(原語) レイがフレイザーにホント優しいシーンです。 |
☆ |
病室にて フレイザーとフロビシャー ここ日本語では・・・ベン「あなたが刺されたのも無理が無い」 フロ「そう思ったか」 ベン「奴には驚かされた。彼にはしてやられました。」 フロ「自分から飛び込んでったように見えたがな。 まあ当分無理はできんだろう」 ベン「そのようです」 原語だと・・・ベン「これはあなたのせいではありません」 フロ「どうして奴がいるのがわかった」 ベン「彼は私をも襲おうとしたんです。彼とすれ違ったんです」 フロ「ドアを押し入って君は入ってきたように記憶するが。まあ当分無理は出来んな」 ベン「そのようです」 ということであくまでもフロビシャーを助けるために怪我をしたのではないと主張しようとしているフレイザー、えらいっ! フロビシャーの「さっさと立ち上がらないとデスクに回されると思ったね」っていうセリフがあります。これは今のフレイザーにとってちょっとグサ!かも。カナダ領事館の仕事は実際、彼にとって単調な事務処理ですから・・・・。 |
☆ Fraser: I'll do that. Did you call Julie? Frobisher: Yeah, she's going to pick me up at the airport. You know about her and Bruce. Fraser: Yeah, I was sorry to hear that. Frobisher: That happens. She was in love with someone else. Fraser: So she said. You know the fellow. Frobisher: Yeah. Nice guy. Kind of guy who'd never let a friend down. Fraser: Sounds like a good man. |
フロ「離婚のこと聞いたか」 ベン「残念なことです。」 フロ「好きな男がいたんだ。」 ベン「ご存知ですか」 フロ「友情を裏切らないいい奴だ」 ベン「なら間違いない」 フロビシャーのフレイザーを見る表情からもジュリーが好きな人はフレイザーで当確でしょう。フレイザー、全く気がついていない様子。先週の新聞記者の女性を徹底的に分析した洞察力はどうしたんだ?フレイザー。 そしてSounds like a good manと自分をほめてどうするフレイザー。 フロビシャー!あと一押し、「娘をもらってくれないか」ってお父さんなら言うぞ!あー残念。 |
☆ その他パイロットムービー(国境を越えて)の再現シーンも必見です!フレイザーが予測できる展開をアドバイスするのが笑える。 |
おまけ
名犬リンチンチン(シェパード)
ディーフがレイから借りたビデオの名前。
1880年代カリフォルニアのアパッチ砦を中心に、騎兵隊のマスコットの孤児とその愛犬がくりひろげる冒険西部劇
なんと公式ホームページあります。
ディーフが寝ている毛布は
ディーフはフレイザーのベッドの上に寝ていますね。こちら。敷いているのはハドソンベイブランケットです。
価格は$240 〜 $350 USDという高価な毛布です。ハドソンベイ社の設立は今から300年以上も前でインディアンの人々が持つ毛皮(特にbeaver
pelts)と西欧のモノを交換したものが始まりだとか。 今ではカナダのアイコン的存在になっています。毛布は100%ウールで触り心地もいいらしい。
そのお高い毛布、何度かDSで出てきます。
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