Diefenbaker's Dayoff 第1シーズン4話「私のパパは世界一」の最後の続きから
 
(このエピではフレイザーが新聞記者のマッケンジーとデートするために準備をしていましたね。
  冷蔵庫の中にプレゼントするコサージュを冷やしていました。)

 シカゴに来たばかりのフレイザーはボクサーの保険詐欺事件を無事解決する。
 そしてその週末レイがアパートに遊びに来た。  

Ray フレイザー シカゴの生活にもう慣れたか? それにしても殺風景な部屋だなぁ。
Fraser 快適で気に入っているよ。
Ray おっ  いちおう冷蔵庫があるんだな。お前 料理するんだ。
          レイ、冷蔵庫をバタっと開ける
                
Ray フレイザー冷蔵庫からッぽだぞ。メープルシロップしか入っていないじゃないか。
お前、女にあげるコサージュを冷やすのにしか使ってないだろ
ギクぅツ。(汗)  フレイザー顔がこわばる。
          
Fraser  レイ どうしてそれ…が…わかったんだ????
Ray    えっ?図星か??いや俺がそうだから…。
レイの適当な推理にまんまとひかかったフレイザー、恥ずかしそうに下を向く。
             
Ray  ははは、いいってことよ。これだけスペースがあると何個も冷やせるな。
ぎっくう。実は2個冷やしていたフレイザー、ますます顔が赤くなる。
       
Fraser レイ?ど、どうしてそれが…わかったんだ???
Ray えっ?図星か??いや俺がそうだから…。   
またもやひっかかってしまった、フレイザー「あーバカバカ」っと心の中で自分を責める。
          
Ray お前も思ったよりモテないんだな。安心したよ。さあ気を取り直して昼飯でも食おう。
ところでお前の得意料理ってなんだ?   
Fraser ホットケーキ。
Ray さすがカナダ人だな。仕方がない。いいよそれで。       なんか手伝おうか?
Fraser かき混ぜるのはゆいつの得意分野なんだ。
Ray  そういえば「恋に落ちたフレイザー」の回でそう言ってたもんな。確か始まって12分ぐらいに。ビクトリアと鍋をかき混ぜるシーンのところ… 
ギックぅ(汗)   ビクトリアのことを思い出してフレイザーの顔がこわばる。
                  
Fraser やめてくれよ、その話は思い出したくない。だいたい今は第4話の続きなんだ。他の回のエピの話はしないでくれ。
フレイザーちょっとムッとする。
    
Ray 悪い悪い。俺、向こうでテレビでも見ているよ。
フレイザーフライパンを温めてホットケーキを焼き始める。表面にブツブツ穴があき始めたらひっくり返してまた焼く 
Ray なー   このテレビ音が出ないぞ。
Fraser 当たり前さ。ムスタフィさんから借りたんだから。      さぁ できたっっ!  
フレイザー、ボールに入れた生地が無くなったのを確かめる。
Fraser あれ?ここに置いてあった焼きたてのホットケーキ知らないか?
Ray 知らねーよ。落としたんじゃないか?
Fraser 僕はカナダ騎馬警官隊だ そんなミスはしないさ。 あっつもしや…・(大汗)
 
ディーフがテーブルの下を苦しそうにヨロヨロと歩いている。
Fraser ディーフっ!、僕が焼いたホットケーキ10枚全部食べちゃったのか? 何て奴だ。全く・・
   
Ray それより、途中で気がつけよフレイザー… 

ビクトリアのことで動転していたフレイザー、ホットケーキもまともに作れないのであった

THE END

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